概要

所在地:

神奈川県中郡二宮町

リフォーム部位:

内装

面積:

14.62㎡

工期:

1日

築年数:

14年

撮影:

2018/8

弊社からのご提案

塗装の表面に部分的にできる、シミや黄変などのことをアクと呼び、その可能性が高いと思われます。アクは、外部の水分や湿気が木材内部の水溶性のアク成分を溶かし、それが表面に移ることで現れます。
アクは木材の種類によっても出やすいものがあり、特に広葉樹（オーク、ナラなど）やべニア、合板などに塗装する際はアクが出やすく注意が必要です。べニアは天然の木材を薄く剥いで接着剤を重ねたもので、塗装をしなくても長期間経つとアクが出ることがあります。

今回は、塗り替えに適したアク止め機能と、珪藻土壁材としての機能を併せ持った内装塗り替え用の壁材をオススメしました。使用した珪藻土仕上げ材は水性タイプで、天然素材を多く使用した塗り壁材。速乾性があり、施工も早く、施主様の日常生活に大きな支障をきたしません。自然素材の珪藻土は調湿性能に優れ、お部屋の湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥すると湿気を放出します。日本の気候に適した性能が、快適な居住環境を創っています。